電車  世界大戦時代の攻略  電車

世界大戦時代のポイント

・大規模な開発

・超大国との外交

・選挙対策

植民地時代から一気にできることが増えて、トロピコらしい街づくりと政治ができます。選挙対策さえ知っていれば、難易度が低い時代です。

マップ全体を見て都市計画

世界大戦時代になると、使えるコマンドが増えて、資金にも余裕ができて、大規模な開発も可能になります。島を橋でつなぐこともできますし、バスを運行することもできます。

まずはマップ全体を見て、全体の計画を立てましょう。島の形や資源にもよりますが、市街地、港町、炭鉱町の3つに分類するのがおすすめです。

鉱山町

石炭が取れる場所は、鉱山町にします。石炭の位置に[鉱山]を作り、近くに[発電所]を建てて、そこで働く人のための住宅も建てます。ここは汚染で美観が下がるので、[酒場]などとは相性が悪いです。

次の時代から[ゴミ捨て場]を作れるようになるので、適度に離れた位置に[ゴミ捨て場]用のスペースを確保しておくと良いです。

この時代は電気がなくてもなんとかなるので、鉱山町自体を作らなくても問題ありません。

港町

[伐採キャンプ]で丸太を生産し、[製材所]で丸太を板材に加工し、[造船所]で船を建設し、[港]から船を輸出します。船を輸出の中心にすることで、資金が安定します。

[伐採キャンプ]は適した立地に建てますが、[製材所]と[造船所]は[港]の近くが良いです。丸太や板材を輸入しても、船なら利益を出せます。

工業国家計画で大規模開発

[工業国家計画]を布告すると、2年間産業施設の建設費が半減します。産業施設というのは、工場のことです。

布告に$10000かかりますが、工場を3つ以上建設すれば元が取れますので、布告した方が得です。

交易

トロピコ6の交易は、システムが分かりにくいです。

まず、国内で消費できる物は、優先的にその施設に運搬されます。国内で消費できない物は、自動的に港から輸出されます。この時の価格が[基本輸出価格]です。

[交易ルートオファー]を利用すると、特定の貿易品を特定の国から輸出入することができます。交易の画面は見にくいのですが、各貿易品の左に赤い上向きの矢印があるのが輸出です。[偏差]の数値は、お得な物が緑色で、損するのが赤色です。

輸出は、[交易ルートオファー]を利用しなくても輸出できますので、基本的に輸入を優先すると良いです。船の材料となる丸太や板材、[基本輸出価格]よりも安い物は、積極的に購入すると良いです。

クエストやオファーで特定の輸出入を要請されることもありますので、[交易ルートオファー]は常に1つは開けておくと良いです。

市街地

広い平地部分は市街地にして、政府機関、学校、娯楽施設、住宅を建てます。最初に[消防署]の位置を決め、その範囲内に建物を収めると良いです。

図書館・高校・税関など

[図書館]がないと、研究できません。初期施設にない場合は、早めに建築しましょう。

[造船所]などは、高卒でないと働けません。[高校]も早めに建設しておくと良いです。今の段階では、[大学]はあってもなくても良いです。

[税関]があると、輸出価格が上昇します。

官庁

[官庁]を建設すると、省庁メニューで大臣を任命できるようになります。

序盤は、ブローカーを任命するのがおすすめです。ブローカーで裏金を蓄えることができるのですが、この金額は毎月定額なので、序盤ほど効果的です。

中盤からは、派閥からの要請を考慮して、大臣を任命すると良いです。後述しますが、トロピコ6で大変なのが支持率です。

大使館

[大使館]を建設し、そこに超大国を招き、[財政援助を求める]を使うだけで、定期的に大金を得られます。

[大使館]の位置は、市街地の端の方がおすすめです。大統領が[大使館]を訪問するイベントも時々発生しますし、[大使館]の近くに特定の施設を建設する要請も発生しますので、市街地から離れすぎても、建物が密集していても困ります。

道路に接続させる必要はありませんので、道路沿いの建物の奥にでも建てておけば十分です。

超大国との関係

ゲーム中の説明には「対立する2つの超大国のどちらかに味方する」と書かれていますが、どちらか選ぶのは冷戦時代へ進む直前ですので、それまでは両国と友好的にした方が良いです。両国と友好的にしていれば、両国から[財政援助を求める]で資金を得られます。

関係を良くする方法は、交易が基本です。超大国から格安の物を少量輸入しているだけで関係が良くなりますし、それを売って利益も出ます。

交易する機会がなかったとしても、[称賛]で関係を上げられます。[称賛]を2回しても、[財政援助を求める]の半額で済むので、確実に儲けが出ます。

派閥の要請に応える

トロピコ6で大変なのが、有権者から支持され続けることです。[財政援助を求める]や船で資金を安定させたら、後は派閥からの要請に応えることを重視すると良いです。

もちろん、達成が難しい内容もありますので、全てに応えることはできません。そこで役に立つのが、次のブローカーです。

ブローカー

トロピコ6には、$とS$の資産があります。$が国の資産で、S$がスイス銀行に預けられた大統領の資産です。S$は、要請の報酬や[政府省庁]などの設定で蓄えることができます。

S$の使い道には色々とありますが、政権支持率を上げる内容がおすすめです。時々ブローカーで支持率を上げていれば、選挙にも問題なく勝てます。

演説

選挙前に演説をすると、支持率が上がります。しかし、演説の内容を公約として守らなければならなくなります。

支持率が十分に高い場合は、演説をしない方が良いです。

幸福度対策

選挙の公約などで、一定以上の幸福度を求められることがあります。これが非常に大変です。公約を守らないと支持率が大幅に下がりますので、何としても達成しなければなりません。

幸福度上げに最も効果的なのが、関連する全ての施設の予算を最大まで上げることです。できれば、経済省の大臣を資本主義者にしておくと良いです。

もう1つのポイントが、条件が出された直後に全力で対応することです。達成したら元の予算に下げても大丈夫なので、一気に達成して一気に戻した方が金銭的負担は少ないです。

最も悪い対応が、幸福度上げを後回しにすることです。幸福度の変化は予想以上に時間がかかりますので、下手をすると失敗します。

慣れたら、意図的に住居幸福度を下げておくのも良いです。詳細は、住宅データで解説します。

特殊部隊駐屯地

住居幸福度を意図的に下げた場合、その分だけ総幸福度が下がりますので、時々[特殊部隊駐屯地]で[近隣国を脅す]を実行しておくと良いです。

人も建物も必要以上に増やさない

人を増やしても、建物を増やしても、住居と仕事のバランスを調整する必要があります。終盤はメインクエストに集中した方が良いので、クエストなどの条件でない限り、今のバランスを維持した方が良いです。